【大学院】院試・有機化学のおすすめ参考書・問題集・演習書【東大・京大・東工大・MARCH)も対応【勉強法】

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「大学院の院試を受けるけど有機化学のおすすめの参考書や問題集ってある?」

「有機化学の問題集が多すぎてどれを使ったらいいのかわらない!」

 

 本記事はでは、このような疑問にお答え致します。

 

こんにちは。院試で京都大学大学院OBのインプロです。

 

私も院試では有機化学が出題されたので、その対策を必死で行いました。ですので、お気持ちはよくわかります。

 

本稿では、大学院入試(院試)のおすすめの有機化学の参考書や問題集をレベル別にまとめてみました。

 

「何から手をつけて良いかわからない!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

【1】参考書

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「知っておきたい有機反応100」はマクマリーをギュッと凝縮して、ちっちゃい版にした物です。ぜひ手元においておきたい一冊です。

 

反応に特化していますが、異性体など基礎的なことから詳しく書いてあり、有機化学反応の勉強をするときは、この本を読むと非常にわかりやすいです。しかも、だいたいの反応がこの本でわかります。

 

サイズも新書程度の大きさで、持ち運びに便利です。

「マクマリーやウォーレンって図書館で勉強するには重いんだよなあ」

という人におすすめです。

 

私も院試のときはボロボロになるまで、読み返して使いました。

 

知っておきたい有機反応100 第2版

知っておきたい有機反応100 第2版

 

 

【2-1】教科書【MARCH・地方国立・旧帝国大学レベル】

 

基本的にはあれこれ手を出すよりも、自分の大学で使っている教科書を利用するほうがおすすめです。

 

理由は、一度みているため内容を理解しやすいのと、ページのどの部分に書いてあるなどわかっているので効率的に勉強できます。

 

個人的におすすめなのは、「マクマリー有機化学」です。学部1~4年まで全て対応できます。

 

内容が容易で非常にわかりやすく書かれております。手元にあると非常に便利です。

 

また、この教科書があれば、ほぼ全ての大学の院試をを網羅できます。

 

自分が大学の頃から、何回も改定されています。

 

 

マクマリー有機化学(上)第9版

マクマリー有機化学(上)第9版

  • 作者: John McMurry,伊東〓,児玉三明,荻野敏夫,深澤義正,通元夫
  • 出版社/メーカー: 東京化学同人
  • 発売日: 2017/01/23
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 
マクマリー有機化学(中)第9版

マクマリー有機化学(中)第9版

  • 作者: John McMurry,伊東〓,児玉三明,荻野敏夫,深澤義正,通元夫
  • 出版社/メーカー: 東京化学同人
  • 発売日: 2017/02/12
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 
マクマリー有機化学(下)第9版

マクマリー有機化学(下)第9版

  • 作者: John McMurry,伊東〓,児玉三明,荻野敏夫,深澤義正,通元夫
  • 出版社/メーカー: 東京化学同人
  • 発売日: 2017/02/27
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

「ボルハルト ショアー現代有機化学」もマクマリーと同じようなレベルで、初学者から上級者まで幅広く学ぶことができます。

 

独学でも問題なく理解できるレベルの優しい内容で書かれています。

 

マクマリーとボルハルト ショアーで、気に入った方を購入して勉強するのが良いかなと思います。

 

 

ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)[上]

ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)[上]

  • 作者: K.Peter C. Vollhardt,Neil E. Schore,古賀憲司,小松満男,野依良治,戸部義人,村橋俊一,大嶌幸一郎,小田嶋和徳
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2011/08/10
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 
ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)[下]

ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)[下]

  • 作者: K.Peter C. Vollhardt,Neil E. Schore,古賀憲司,小松満男,野依良治,戸部義人,村橋俊一,大嶌幸一郎,小田嶋和徳
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2011/12/10
  • メディア: 単行本
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【2-2】教科書【東大・京大レベル】

 

「ウォーレン有機化学」は、ちょっと難しいです。マクマリーやボルハルト・ショアーを勉強した後に、使用するのにおすすめです。

 

マクマリーやボルハルトで省略されているところが記載されているので、理解を助けてくれます。 

 

確か、京都大学でもウォーレンを使っていたので、京大を受験するならば、抑えておいて良い一冊です。

 

ウォーレン有機化学〈上〉

ウォーレン有機化学〈上〉

  • 作者: Jonathan Clayden,Stuart Warren,Nick Greeves,野依良治,奥山格,柴崎正勝,檜山爲次郎
  • 出版社/メーカー: 東京化学同人
  • 発売日: 2015/04
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 
ウォーレン有機化学〈下〉

ウォーレン有機化学〈下〉

  • 作者: Jonathan Clayden,Stuart Warren,Nick Greeves,野依良治,奥山格,柴崎正勝,檜山爲次郎
  • 出版社/メーカー: 東京化学同人
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

【3-1】問題集・演習書【MARCH・地方国立レベル】

 

「演習 有機化学」は、大学院試験の最初の一冊に最適です。大学院でよく出題される基礎的な演習問題がたくさん載っています。

 

基礎的な、化合物のIUPAC命名法や、フィッシャー投影式、ニューマン投影式、シストランス異性体など基礎的な演習ができます。

 

有機化学反応の電子経路などは載っていないので、別途調べる必要があります。調べたら答えにも記載して置くと便利です。

 

私はこの本を5周以上して頭に叩き込み完璧にしました。

 

誤植があるのが残念です。

 

演習 有機化学 (セミナーライブラリ化学)

演習 有機化学 (セミナーライブラリ化学)

 

 

「 基礎有機化学演習 」は基礎的なところを中心に非常に丁寧にかかれており、かつわかりやすいのでおすすめします。

 

本自体も薄くて小さいので、勉強しやすいです。この問題を3回程度やれば、かなり実力が付いてくるはずです。

 

MARCH・地方国立レベルの仕上げにもおすすめします。

 

基礎有機化学演習

基礎有機化学演習

 

 

【3-2】問題集・演習書【旧帝国大学レベル】

 

まず、MARCH・地方国立大学でもおすすめした一冊ですが、「 基礎有機化学演習 」をやることをおすすめします。

 

この問題が理解できるようになれば、旧帝国大学の基礎的な問題もできるようになるはずです。

 

基礎有機化学演習

基礎有機化学演習

 

 

 「有機化学演習」は基礎から、応用までまんべんなく問題があります。

 

学部レベルの教科書から、院試まで網羅しております。

 

繰り返し問題を解くことで、旧帝国大学の院試の問題もほぼ解けるようになっていきます。

 

有機化学演習―基本から大学院入試まで

有機化学演習―基本から大学院入試まで

 

 

その後、「演習で学ぶ有機反応機構」をやることをおすすめします。有機化学反応経路が詳細に記載されており、理解しやすいし、覚えやすいです。

 

この本がでるまで、このような問題集は他にありませんでした。現在、似たような問題集が出てきましたが、この本が一番わかりやすいように感じます。

 

有機化学の反応機構を学び、記憶する上で抑えておきたい一冊です。 

 

演習で学ぶ有機反応機構―大学院入試から最先端まで

演習で学ぶ有機反応機構―大学院入試から最先端まで

 

 

ここまでやったら、院試の過去問を見て、出題されそうな箇所を、マクマリーの章末問題でやり込んでいくことをおすすめします。

 

マクマリーは問題も豊富にあり、非常にわかりやすいです。

 

マクマリー有機化学 問題の解き方(第9版) 英語版

マクマリー有機化学 問題の解き方(第9版) 英語版

 

 

【3-3】問題集・演習書【東大・京大レベル】

 

「有機化学演習」は、問題の質と量が非常に優れています。学部・院試レベルの演習ならば、この一冊をやり込めば大丈夫です。

 

最初からこの本に手を出すと挫折する可能性があるため、同じ著者(吉原氏)の「基礎有機化学演習書」が終わった後にやることをおすすめします。

 

この問題をマスターしたら、院試で解けない問題はほぼないかと思います。東大も京大も過去問を見たら、だいたいわかるようになっています。

 

有機化学の反応機構も非常に丁寧に書かれています。ファヴォルスキー転位やピナコール-ピナコロン転位なども記載されています。

 

マクマリーにすら載っていない問題も出てくるので、別の本やインターネットなどで調べる必要があります。

 

この本を解き終わった後には、わからない反応がでても、なんとなく解けるようになります。

 

有機化学演習

有機化学演習

 

 

下記の本まで理解できるようになれば、もう言うことはないでしょう。オーバーワークな感じすらします。

 

有機化学演習 1―大学院入試問題を中心に (化学演習シリーズ)

有機化学演習 1―大学院入試問題を中心に (化学演習シリーズ)

 
有機化学演習―大学院入試問題を中心に (2) (化学演習シリーズ (4))

有機化学演習―大学院入試問題を中心に (2) (化学演習シリーズ (4))

 
有機化学演習 III(化学演習シリーズ8)

有機化学演習 III(化学演習シリーズ8)

 

 

 

www.inprogressx.com

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